| ババガレイ：婆鰈 |
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| 標準和名 |
ババガレイ
（カレイ目カレイ科ババガレイ属） |
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| 別名 |
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| 地方名 |
ナメタ・メッタ（東北）
ウバガレイ（東日本各地）
クロガレイ（東京）
ダラリ（関東） |
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| 英名 |
Slime flounder
Old-woman flounder |
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| 学名 |
Microstomus achne
（Jordan et Starks） |
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| 解説 |
| 有眼側の体色が褐色で、不明瞭な暗色斑が点在していること、体表に粘液が多いことから、冴えない、きたない、老婆のようだという意味で、ババガレイと呼ばれるようになったという。独特の臭気があり、釣人の中にはこれを嫌う人も多いが、大型のものは煮付けなどにすると美味で、東北などでは珍重される。 |
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| 分布領域 |
東シナ海から樺太、千島列島南部。日本では駿河湾以北から釧路以西までの太平洋沿岸と日本海沿岸全域から東シナ海にかけて分布する。
北海道太平洋岸に生息する個体群は、冬期に東北の三陸沿岸に南下する産卵回遊を行なう。 |
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| 生鮮・加工法 |
| 鮮魚の出荷量は少なく、竹輪など練り製品の原料にする。 |
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| 主な食べ方 |
| 春から夏にかけて味がよい。刺身より煮付け、唐揚げ、フライなど火を通した料理に向く。 |
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