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成分名
エネルギー 122kcal
水分 74.9g
タンパク質 19.6g
脂質 4.2g
灰分 1.3g


カルシウム 42mg
リン 200mg
0.4mg
ナトリウム 110mg
カリウム 380mg
マグネシウム 34mg
亜鉛 0.5mg



ビタミンA 18μg
ビタミンB1 0.09mg
ビタミンB2 0.15mg
ビタミンC 3mg
ビタミンD 3μg
コレステロール 55mg

※科学技術庁資源調査会編
「五訂 日本食品標準成分表」より転載
可食部100g当たりの値を示します
ホウボウ
標準和名

ホウボウ
(カサゴ目ホウホウ科ホウボウ属)

別名  
地方名 キミウオ・ダンカラ(青森)
コウボウ(広島)
コトツ(島根)
カナガシラ(山口・九州)
英名 Gurnard
Bluefin searobin
学名 Chelidoichthys spinosus (McClleland)
解説
泳ぎはあまりうまくなく、胸びれが変形したカニの脚のような器官で砂の中の餌を探る。この姿が、地を這っているようなので「はう・はう」から転じた。新潟地方の地方名「君魚」は、佐渡へ流された後鳥羽上皇が美味しいと食べたところから呼ばれるようになった。秋田地方では、カナガシラをキミヨと呼ぶ。うきぶくろを伸縮させてグーグーと音を出す。
分布領域
北海道南部から黄海、東シナ海に分布する。季節的な南北回遊を行う。黄海北部群は、済州島西方で越冬し、春に北上を開始して山東半島に至り、秋には南下回遊に転じる。
生鮮・加工法
すべて鮮魚出荷され、生食用や加工用になる。一部、活魚で取り扱われたりもする。店頭では、丸ごと売られている事が多い。粕漬けなどにもされる。特に名産加工品はないが、かまぼこや竹輪、すり身などの原料にする。また、開きや一夜干に加工される。また、体色が美しく、餌を探す様子が面白いので観賞魚としての人気も高く、水族館などでもよく展示されている。
主な食べ方
食べ頃は冬。白身で淡白だが、張りのある歯ごたえは美味。刺身や塩焼き、煮付け、鍋物などにする。刺身にする時はうろことぬめりをよく取り除き、三枚におろしてそぎ造りや平造りにする。天ぷらや椀種、味噌汁の具などにするとよい。頭、中落ち、皮なども霜降りにした後、鍋物、荒煮にする。煮付けた後の煮こごりも利用できる。ワイン蒸しや、ムニエルなどの洋風料理にも使われる。サッパリとしたトマトソースなどによく合い、ブイヤベースに加えたり、グラタンにもする。

出展:株式会社エヌ・ティー・エス発行
   現代おさかな事典〜漁場から食卓まで〜

 

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