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成分名
エネルギー 75kcal
水分 81.1g
タンパク質 17.5g
脂質 0.1g
灰分 1.2g


カルシウム 40mg
リン 160mg
0.2mg
ナトリウム 160mg
カリウム 280mg
マグネシウム 30mg
亜鉛 0.6mg



ビタミンA 8μg
ビタミンB1 0.02mg
ビタミンB2 0.08mg
ビタミンC 0mg
ビタミンD 11μg
コレステロール 52mg

※科学技術庁資源調査会編
「五訂 日本食品標準成分表」より転載
可食部100g当たりの値を示します
ヌメリゴチ:滑鯒
標準和名

ヌメリゴチ
(スズキ目ネズッポ科ネズッポ属)

別名  
地方名 ネズッポ(関東)
ノドクサリ(関西、四国)
ニガジロ(小名浜)
シックイ(鹿児島)
英名 Moon dragonet
学名 Repomucenus lunatus(Temminck et Schlegel)
解説
「コチ」の名が付くが、マゴチやメゴチとは、分類群が異なる。ネズミゴチ同様、「ネズッポ(鼠坊)」と呼ばれる仲間である。また、喉に内臓があり、鮮度が落ちると喉から悪臭を放つので「ノドクサリ(喉腐り)」という異称もある。えらぶたに鋭い棘があり、喉に刺さると抜けにくく腫れるところからノドクサリと呼ばれるという説もある。
カレイ類やキス釣りの外道としてよく釣れる。体がヌルヌルした粘液に覆われていて、釣り人からは嫌われる。捨てられることもあるが、天ぷらなどにして美味。料理店では「メゴチ(雌鯒)」と銘打たれることもある。
広げると大きな背びれや顔付から、英名には「竜」を意味する名が付いている。
分布領域
福島から高知に至る太平洋岸と秋田から長崎までの日本海沿岸、朝鮮半島西岸に分布する。
生鮮・加工法
すべて鮮魚として出荷される。飲食店などで出されることが多く、店頭では丸のままか、総菜用に処理されて並ぶ。このほか、釣りなどでもカレイ類やキス釣りの外道としてよく掛かり、持ち帰られる。
主な食べ方
食べ頃は夏。白身で歯ごたえがあり、淡白な味。ごく新鮮なものは刺身にもするが、天ぷらの種にするのが一般的。ぬめりが多いので、粗塩でもみながらこれをよく取り除く。うろこ、背びれを落としてから頭を落とす。頭は完全に切り離さずに腹皮1枚残して切る。頭を持って引き下げるとくるりと皮が剥け、内臓も抜ける。その後、中骨に沿ってそれぞれ左右の身をおろす。このとき、身を切り離さないよう尾びれの付け根で包丁を止めておく。そして中骨を切る。これを松葉おろしという。塩焼きや煮付けにしても美味。鍋物に入れたりもする。

出展:株式会社エヌ・ティー・エス発行
   現代おさかな事典〜漁場から食卓まで〜

 

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