1977年東京生まれ。95年第19回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞しデビュー。以来、ドラマやバラエイティ番組、CM、映画と幅広く活動。8月には初エッセイ「結論は、サイアク!!」(メディアファクトリー)を発売し、10月には初舞台「溺れた世界」に挑戦するなど、多岐に渡り活躍中。

 
 お料理は、イタリアンが好きでパスタは割となんでも出来ますよ。鶏肉で香草焼きを作るんですが、時々はそのおさかなバージョンを作ることもあって。白身のおさかななんかが合いますよね。私、香草のタイムはいつも常備していて、これを使うと何でもイタリアンになれるんです。こってりとしたパスタが好きなので、メインのお料理は香草を使ったサッパリしたお料理が多いですね。
 おさかなの中ではトロとエビが好きです。口の中でふわーっとする食感が、赤身よりも中トロや大トロの方が好きなんですね。マグロの赤身のサイコロ切りを買ってきた場合は、大抵アボガドと一緒に食べるんです。この食材の組み合わせはとても相性が良いんですよ。忙しい時の食事って、なるべく時間をかけずに、それでもやっぱり見た目もキレイに美味しいものを作ってあげたいし、食べたいですよね。そんな時には、炒めたり焼いたりもせずに出来るアボガドとマグロの赤身のどんぶり。これはうちの定番です。アボガドははリーズナブルな食材ですし、のりやごまをパラパラってかけると彩りもきれいです。納豆との組み合わせもアリですよ。
 外食も、仕事で遅くなったりしたら食べに行くこともあります。ついこの間食べてとても美味しかったのが、駒沢の「アヂト」というカフェで食べた定食です。日替わり定食の中に「鮭の味噌クリーム煮」というお料理があって。クリーム煮なのに、味噌が入っているんですよ。「え、鮭のクリーム煮でも、味噌煮でも、どっちかでいいのでは?」と思ったけれど、これが、かなり美味しくて、ビックリ。両方入っているのが乙なんですよね。 
編集部:特集の「サバ」について伺うと…

 実は、サバは口に入れたことが無いです…(笑)。小さい頃は、おさかなが食べられなくて、最近ようやく食べられるようになってきた位なんです。だから、青魚にはまだチャレンジ出来ていなくて。でもね、主人は和食が大好きで『サバの味噌煮が食べたい、食べたい』ってよく呟いているんです。だから、私にとって「サバの味噌煮」は課題ですね。そんなに好きなのなら、いつかは絶対美味しく作ってあげたいなぁって思うんです。でもちょっと、サバを下ろすって難易度高いですよね(笑)。「お母さんって凄いんだなぁ」って、改めて感じます。母が料理上手なので、教えてもらいながら一緒におさかなを焼いて家族みんなで食卓を囲むことが、月に2回くらいありますが、主人の反応は、うちの母が作ったお料理の時が一番良くって(笑)。私もいつの日か、同じくらいのリアクションをしてもらいたいなぁって思います(笑)。近所に仲良しの魚屋さんを作ると良いかもしれないですね。自分で出来ないことは、仲良くなればお願いできますしね。そういったコミュニケーションって、実はとっても大事なことかも知れないですね。私の母は、そうゆう風にしているみたいです。

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