ENTREE
松葉がにとウド、グレープフルーツのサラダ

材料 (2〜3人分)
松葉がに(ほぐし身)…80g
ウド…1本(150g)
グレープフルーツ…1/2個


|A|
酢…大2
砂糖…大1/2
塩…小1/2


サラダ油…大1
花山椒…10粒

作り方
1. ウドは皮をむき、短冊切りにして酢水にさらす。
2. グレープフルーツは皮と薄皮をむき、実を取り出す。
3. Aの調味料を合わせておく。フライパンにサラダ油と花山椒を入れて火にかけ、香りが出たらAに合わせて、よく混ぜ合わせる。
4. 1.の水気を切り、2.と合わせ、3.を加えさっと混ぜ合わせる。かにと一緒に器に盛りつける。


ENTREE
松葉がにとカリフラワーのサラダ かに味噌豆腐

材料(2〜3人分)
松葉がに(ほぐし身)…100g
カリフラワー…1/2個(200g)
香菜…1株
ピーナッツ・こしょう…適宜


|A|(つくりやすい分量で)
木綿豆腐…1/2丁(200g)
かに味噌…大1・1/2
淡口醤油…小2
砂糖…小1強
塩…少々
ごま油…小1/2

作り方
1. 豆腐はペーパーに包み、重石をして水切りをする。3/4の重さ(150g)になるくらいまで。
2. カリフラワーは小房に分け、適当な大きさに切る。香菜は茎の部分は刻み、葉の部分はざく切りにする。ピーナッツは砕く。
3. 鍋に湯を沸かし、塩(分量外)を少々加え、カリフラワーを30秒ほどゆでる。
4. フードプロセッサーに1.とAの残りの材料を入れて、なめらかになるまでかくはんする。
5. 4.がなめらかになったら2/3量を取り出し、かにと3.とを混ぜ合わせ、最後に香菜(飾り用に少しとっておく)も加え、さっと合わせる。
6. 器に盛り、ピーナッツを散らし、こしょうをふり、香菜を飾る。


PLAT
松葉がにとアボカドの春巻き

材料(2人分)
松葉がにの脚…4本
大葉…8枚
アボカド…1/2個(100g)
長ねぎ…5cm
レモン汁…小1
塩・こしょう…適宜
春巻きの皮…4枚
のり(小麦粉を同量の水で溶いたもの)…適宜
揚げ油・塩…適宜


|カレー塩|
塩…小1
カレー粉…小1/2
こしょう…適宜

レモン…適宜

作り方
1. アボカドは1.5cm角に切る。長ねぎは粗みじん切りにする。
2. アボカドと長ねぎ、レモン汁を合わせ、塩、こしょうを軽くする。
3. 春巻きの皮を広げ、手前から、かに、大葉、2.のアボカドの順にのせて巻く。巻き終わりはのりでしっかりとめる。
4. 揚げ油を180度に熱し、きつね色になるまで揚げる。
5. 調味料を合わせてカレー塩をつくり、皿に盛りつけ、塩、カレー塩、レモンを添える。


RIZ
松葉がにとセリの卵白あんかけチャーハン

材料(2〜3人分)
|チャーハン|
ごはん…茶碗2杯分(300g)
卵…2個
長ねぎ…1/3本
セリ…1/2束
酒…小1
塩…小1/4
醤油…少々
こしょう…適宜
サラダ油…大1


|かにあん|
松葉がに(ほぐし身)…100g
卵白…1個
鶏ガラスープ…300cc(300ccの水に顆粒ガラスープの素を小1/2を溶いたもの)
酒…大1
しょうが汁…大1
塩…小1/4
こしょう…適宜
砂糖…少々
水溶き片栗粉…大1の片栗粉を同量の水で溶いたもの

作り方
1. 長ねぎはみじん切り、せりは茎の部分は小口切り、葉の部分はざく切りにする。
2. フライパンにサラダ油を強火で熱し、温まったら、溶きほぐした卵を一気に加え、卵が半熟のうちにごはんを加え、切るように炒める。
3. さらに長ねぎを加えて炒め合わせ、酒をふり、塩、こしょうで味を調える。仕上げに鍋はだから醤油を数滴たらして、最後にセリを加えてさっと炒め合わせ、チャーハンは完成。
4. 鍋に鶏ガラスープを入れ、ひと煮立ちしたら、酒とかにを加える。しょうが汁、塩、こしょう、砂糖で味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
5. 仕上げによく溶きほぐした卵白を4.に加えて大きくかき混ぜ、ふわっと固まってきたら、チャーハンの上にかける。



二宮美佳さんからのひとこと

かに料理を食べていると無言になりがち。そこで「おしゃべりのできるかに料理」を念頭にレシピを考えました。かに自体がそのままですでに美味なので、なるべくシンプルにいただくのが一番と、アクセント程度に酸味や辛みを効かせてみました。また、食感を楽しんでもらうのも大切なので、かにの身は崩さないように混ぜるというよりは和える程度で。火の通し加減や野菜のゆで時間にも要注意。それぞれの料理に和と洋の要素を含み、やさしい味の新しい中華を目指しました。

にのみやみか◎フードコーディネーター。愛媛県生まれ。大学在学中、留学を機に世界の人たちが作る料理に興味を持ち、食の世界へ。フードコーディネーター、料理家のもとでアシスタント経験後、独立。食べた人がやさしい気持ちになれる料理をモットーに、旬の素材や食材の持つ力を生かしたメニューを提案。

撮影=三木麻奈
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