|
創業から42年、関あじ・関さばをメインに和食を供する「関の瀬」は、『ミュシュランガイド熊本・大分2018特別版』にも掲載された店。関あじは漁協から直接仕入れている。店長の小田村旭さんは、「関あじは、筋肉質なので虫がつきづらく、安心してお刺身でいただける青魚です。歯ごたえのある触感を楽しんでいただければ」と語る。 小ぶりだったり、日が経ったものは、フライや「りゅうきゅう」などに。これは大分の郷土料理で、酒、みりん、醤油をまぜたタレに刻んだ魚を漬け込んだもの。好みで、すりごまや青ネギなどを合わせる。地元ではブリやカンパチなども「りゅうきゅう」にする。 流通が発達し、遠隔地でも鮮度の良い魚が食べられるようになっているが、「ぜひ関あじの育った海を目の前に、その環境とともに味わっていただければ」と小田村さんは言う。現在、別府にもう1店舗「わびさび屋」を営んでおり、今後はそこでも関あじ・関さばを提供できるよう、準備を進めている。 |
関あじお造り 特大¥9,700〜/半身¥5,400〜 ※要予約 |
|
関あじお寿司 ¥2,500 |
|
関あじフライ ¥1,800 |
|
関あじのりゅうきゅう ¥1,000 | |
店長の小田村旭さん |
|
撮影=菊池陽一郎 取材=中島宏枝 |
Copyright (C) 2019 NAKAJIMASUISAN Co., Ltd. |