水族館行っても「おいしそう」って思っちゃう。
TV、舞台、映画、CMと多方面で活躍の、くりくりっとした瞳がチャーミングな英玲奈さん。食べることが大好きな彼女は、4月よりレギュラー出演している「王様のブランチ」でもグルメリポートが多いのだとか。
そんな彼女に、おさかなにまつわるお話をたっぷり聞いてきました。

えれな◎1983年2月9日神奈川県生まれ。O型。高校生のときに雑誌モデルとしてデビュー。以後、CM、映画、舞台と活躍の場を広げる。4月よりTBS系「王様のブランチ」リポーターとしてレギュラー出演。その他、花王「ケープ」やNTTファイナンスなど、CMや広告にも多数出演。目指すはステキな女優。
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 おさかな大好きなんです! おさかなというか魚介類全般好きです。断然肉よりもおさかな派ですね。どちらかというとお肉をあまり食べない家族で、子どもの時からおさかなの方が多かったんですよ。たぶん母の好みだと思うんですけど、おさかなと野菜中心の料理が多かったかな。

 今はひとり暮らしをしていますが、自分で作る時もおさかなを焼くことが多いですね。焼いたおさかなが食べられない生活は嫌なんですよ。家モクモクにして百均で買ってきた網で焼いてます(笑)。だいたいは鮭を網焼きしたり、ムニエルにしたりするかな。安いし、いつも冷凍庫にストックしていますね。あとは母からもらったホッケの開きとか。ホッケって身離れもいいし、おいしいし。干したおさかなって何であんなにおいしくなるんでしょうね、適度な塩分が出て。イカの一夜干しだって干しただけなのに、なんでこんなにおいしいの?って思います。莫久来(ばくらい=ホヤとこのわたの塩辛)とか酒盗とか、魚介類の塩辛など珍味系も好きですね。お酒はそんなに強くないので、白米と一緒にですけど。とにかく食べることが好きなので、作った方が早いという感覚があって、何か食べたい!と思ったら作ります。例えば釜揚げしらす、大好きなんですけど、私にとってはこれは食べに行くより家で食べるもの。ご飯にのせて醤油もおろしもなしで食べます。本来の味っていうか、そのままで十分おいしいじゃないですか。あと、特技というか、外で食べたものを家で再現できるんですよ。その辺の勘は鋭いみたいで、似たようなものは作れますね。家が大好きなんで、あれ食べたいと思っても食べに行くのは面倒くさいので作ってしまいます(笑)。海老も好きなので、蒸し海老の手まり寿司を作って、大好きな柚子こしょうで食べたり。海老と水菜の塩ラーメンもおいしいですよ。

 でもなんといってもお寿司が大好きです。これは食べに行きます。自分で行くとしたら回転寿司になっちゃいますが、家族に連れて行ってもらったり、お仕事の人に連れて行ってもらったりする時は回らないお寿司屋をリクエストしちゃいます。食べるものはまちまち、目にとまったネタを頼みます。でも必ず頼むのは赤身。二貫は食べますね。私、ファミレスでもいつも鉄火丼とか頼む人なんですよ。あと鯛とかヒラメとかの白身も好きです。それをお塩でいただきます。イカもお塩ですね。鯛の昆布〆も好きです。要するにさっぱりめのネタが好きなんです。本当に高い肉とか興味ないんですよ。水族館に行くの好きなんですけど、全部おいしそうって思っちゃう。なかでも近海コーナーが好きですね、マグロとか(笑)。

撮影=岩瀬陽一
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