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おさかなをキレイに食べることに ステイタスを感じます。 |
端正な顔立ちながらお笑い芸人として活躍中の伊藤さん。 「おさかな大好き」と話す彼女にとって、近頃ではおさかなの存在は特別なものになってきているよう。 魚料理に凝っていた時期もあるそうで、「やっぱり日本人には魚が合ってるんですよ」と力説。 好きな魚と好きな男性のタイプも似ている…?! |
おさかなは大好きですね。年齢とともに好んで食べるものが、肉より魚になってきているのは事実です。魚料理に凝って作っていたときもありました。そのときはただ料理をマスターしたかっただけだと思いますが、二枚や三枚に下ろしたり、すり身を作ったり。だから得意料理は「魚のつみれ汁」と言うようにしています。なんだか料理が上手そうに聞こえるでしょ(笑)。実際に作りますよ。いかに美味しい団子にするかを研究していたときもあります。今考えるとめんどくさいですけど、そのときは夢中になってやっていたというか、本を見ては、あーでもないこーでもないって、親に聞いたりしてやってました。うちは、両親とも料理が得意で、母は飲食店をやってますし、父は自分でふりかけを作ったりするほどなんですよ。『錦松梅』に負けないふりかけを作ってやるって(笑)。ちなみに弟も調理師です。
料理するようになったのは小学生の頃から。私の行っていた小学校は給食がなくて、お弁当の学校だったんですよ。それで自分でお弁当を作ってました。ホントですよー。まあ小学生なので、大したものは作れませんが、包丁を持つのが怖いとか、火が怖いとか全くなかったですね。でも最近は、自分で作って食べることが減っていて。食べてくれる人がいれば料理するんですけどね、なんて。 家の近くに何軒か行きつけの料理屋があって、その中の定食やさんでもハンバーグ定食よりもサンマ定食とかホッケ定食とか、焼き魚を食べますね。とくにホッケは大きいから好き! アジとかももちろん好きです。しかもめちゃくちゃキレイに食べますよ。最近はおさかなをキレイに食べることにステイタスを感じるというか、ちょっとの小骨ぐらいだったら、噛んで食べちゃいます。でもこうなったのも、先日、番組で「沖縄でマグロ釣り」に挑戦したのですが、そのせいかも。海釣りは一度やったほうがいいですね。魚の生命を感じられるというか、当たり前になりすぎている私たちに魚のありがたみを感じさせてくれるというか…。魚だって“生きたい”という気持ちは強いんですよ。私はそれを強く感じて、ものすごくショックを受けました。食べ物ではなくて生き物に感じられちゃって。でもそういった経験をしたからこそ、ありがたくいただこう、大事に食べようと思うようになりました。だから本能的にキレイに食べたいって思うようになったのかも。おさかなのある生活って当たり前になってるでしょう。でも、もうおさかなのない生活は考えられない! おにぎりだって、選ぶなら梅か鮭。これはツートップですよ。やっぱり安心感がありますよね。鮭はいいですよ。特別じゃないけど、いつも手に入って安心するし、美味しいし。男性も鮭みたいな安心感のある、真面目で忠実な人がいいな。でも、おさかなはホントに食べた方がいいですよ。日本人には合ってるんですよ、絶対。 |
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撮影=宮下マキ |
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