かつて私たちが「香港」に抱いたイメージは、ジャッキー・チェンがネイザンロードの看板の上を駆け回っている光景でしたが、現在の香港の発展振りは、このイメージをまったく変えてしまいました。いまや香港は、年間4,000万人が訪れる、大観光都市に変身してしまいました。高級ブランド店が多数入るショッピング・センターが次々に出来、東京と同程度の生活水準のエリアが出現しています。
 当社は、平成15年に香港第1号店を出店してから、間もなく9年目に入りますが、今では21店舗を数えるまでになっております。
 魚屋というよりも、スーパーマーケット内の持ち帰り寿司店を中心とした店舗展開になっております。当社が出店してから、香港での持ち帰り寿司ブームが加速し、今では中規模以上のスーパーマーケットのほとんどに、持ち帰り寿司のコーナーが設置されるようになっております。売れ筋は、何と言ってもサーモンです。中国のお客様の好みは、「脂が乗って、色鮮やか」なネタです。マグロは高価なため、その条件に合致し、比較的安価なサーモンが圧倒的な人気商品です。主たる対象のお客様は、現地の一般の方々です。寿司を高級な食べ物ではなく、気軽に食べることの出来る商品として、この8年間で定着させることが出来ました。価格は、日本の三割安くらいと思ってください。香港の物価全般がこのような水準で、寿司もそれに見合う価格で提供したことが、広くお客様に受け入れられたのだと思っています。香港の食文化の発展に、大きく貢献していると思っております。
 香港を訪問される機会がありましたら、是非とも香港の生活水準の高さを実感していただき、合わせて当社の寿司を味わってみてください。日本とそん色ないレベルの商品が提供されているはずです。ご期待ください!!
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