まつかわのセビーチェ

材料(2人分)
刺身用まつかわ…1柵(80g)
紫玉ねぎ…1/4個
トマト…小1個
青唐辛子…1本
コリアンダー…1株
アボガド…1個


|マリネ液|
ライム…1個
塩…小1

作り方
1. まつかわと紫玉ねぎは薄切り、トマトはさいの目切り、青唐辛子は小口切り、アボガドは2等分し種と皮を取る、コリアンダーは1cmのざく切りにする。
2. 器にライムを絞り塩を混ぜてマリネ液をつくり、まつかわ、紫玉ねぎ、トマト、青唐辛子、コリアンダーを加える。
3. 皿に2.の半量を盛り、アボガドをのせ、残りの2.をアボガドにのせる。

材料はこれだけ

まつかわときのこのロシア風スープ

材料(2人分)
まつかわ…2切
玉ねぎ…1/2個
マッシュルーム…4個
塩…小1・1/3
こしょう…少々
ディル…2枝


|自家製サワークリーム|
プレーンヨーグルト…大2
生クリーム…大2

作り方
1.玉ねぎとマッシュルームは薄切り、ディルは粗みじん切りにする。
2. プレーンヨーグルトと生クリームを混ぜ合わせクリーム状にする。
3. 鍋に水3カップ、塩・こしょうで下味をしたぶつ切りのまつかわ、玉ねぎ、マッシュルームを入れ弱めの中火で15分ほど煮、塩・こしょうで味を調える。
4. 3.を器に盛り、2.のサワークリームとディルを散らす。

置いておくだけで美味しくなる

まつかわのスモーク

材料(2人分)
まつかわ…2切
長芋…8cm
塩…小1
砂糖…少々
こしょう…少々


|燻製用|
ローリエ…1枚
ドライタイム…小1
砂糖…大1
*ドライハーブは他のものでも茶葉でもいい

作り方
1. まつかわに塩、砂糖、こしょうを振り、冷蔵庫で1晩置く。
2. グリルのトレーに燻製用材料を散らし網の上で、1.と2等分に切った長芋をのせ焼く。
3. 2.を器に盛る。オリーブ油をたらしてもいい。

家にあるハーブでOK。手軽に燻煙

まつかわの利休揚げ

材料(2人分)
まつかわ…2切
白ごま…大3
れんこん…3cm
揚げ油…適量

|花椒塩|
塩・花椒…各小1


|A|
小麦粉…大1・1/2
片栗粉…小1
水…大2

作り方
1. まつかわに塩少々を振り15分ほど置く。れんこんは2等分し、さらに半分に切る。
2. Aを合わせ、衣をつくり、まつかわにつけ、ごまをまぶす。
3. フライパンに油を熱し、2.とれんこんをカラッと全体に色づくまで揚げる。
4. 3.を器に盛り、花椒塩を添える。


まつかわカレー

材料(2人分)
まつかわ…2切
油…大2
ココナッツミルク…1缶(400ml)
カレー粉…大2
塩…小1・1/2
レモン汁…大1
コリアンダー…1株
熱々ごはん…400g


|A|
玉ねぎ…1/2個
にんにく・しょうが…各1片
トマト…1個
唐辛子…1本
ローリエ…1枚
クミンシード…小1/2

作り方
1. まつかわは大きめのぶつ切り(鋏切)、塩、カレー粉、レモン汁各少々で下味をつける。
2. 鍋に油を熱し、適宜カットしたAを色づくまで炒める。
3. 2.に1.、ココナッツミルク、塩、カレー粉大1・1/2、コリアンダーの根を入れ、弱めの中火で15分ほど煮る。最後カレー粉小1をレモン汁で溶いて加え2〜3分煮る。
4. 3.とごはんを盛り、コリアンダーを添える。


まつかわのパエジャ

材料(2人分)
まつかわ…2切
オリーブ油…大3
いんげん…4本
パプリカ…1/4個
イタリアンパセリ…2枝
レモン…1/2個
米…1カップ
サフラン…ひとつまみ
塩…小1・1/2
こしょう…少々


|A|
玉ねぎ…1/2個
にんにく…1片
パプリカ…1/4個
ピーマン…1個
トマト…1個

作り方
1. まつかわに塩・こしょうを振り、Aの材料はみじん切り、イタリアンパセリは1cmぶつ切り、いんげんは両ヘタを取り3等分に、パプリカ4等分、レモン2等分に切る。
2. パエジャパンにオリーブ油を入れ、まつかわ、いんげん、パプリカを焼き、取り出す。空いた鍋にAを入れ全体が煮崩れるまで弱めの中火で炒める。
3. 2.に米を加え、油が回るまで炒め、米を平らにし、2.のまつかわを戻し、湯2カップにサフラン、塩・こしょうを加え、混ぜ流し入れる。弱火で15分ほどフタをして炊く。いんげん、パプリカを戻し、5分ほど炊き、火を止め蒸らす。イタリアンパセリとレモンを添える。


荻野恭子
おぎのきょうこ◎東京生まれ。女子栄養短期大学卒。(旧)恵比寿中国料理学院で師範の免許修得。各種の料理学校で世界の料理を学ぶ。1974年以降、ロシアをはじめ世界各国50以上の国を訪れ、現地の家庭で料理を習い、食文化の研究を続けている。自宅にて「サロン・ド・キュイジーヌ」(http://www.cook-ogino.jp/)を主宰し、TVの料理番組や雑誌で活躍。主な著書に『「乳酸発酵漬け」の作りおき』(文化出版局)等。

気をつけていただきたいのは、鱗。こまかいので、洗うときに確認し、もし残っていたら包丁やたわしでこすってください。鮮度のいいものだったら、臭み取りの塩をする必要もないし、身離れもいいので、切り身そのままで調理でき、扱いやすい魚だと思います。結構味に力がありますから、スパイスにも負けないですし、いろんな料理が楽しめます!

撮影=三木麻奈
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