キッチンと食卓をハッピーに!
 今回ご紹介したのは、どれも日常的に利用しているマストアイテムです。夫の仕事(と趣味)の関係で、家にはあらゆるキッチングッズがあります。私はその中から使い勝手の良いものを選ぶという感じ。自分で買うときは直観に頼ることが多いかもしれません。
 干しかごはオシャレな形に魅かれて購入しました。これなら自宅のバルコニーに吊るしていても良い感じです。野菜や果物、キノコなどは干すことで旨みと甘みが増し、栄養価も高まります。魚の干物にも挑戦しましたよ。好みの干し具合にできるので、その時は半生にしてみました。ジューシーさが残っていてとても美味しかったです。魚は子供たちも大好きです。以前、義母(レミさん)が「食べてね!」と言い残してカツオを一本玄関先に置いていきました。一瞬戸惑いましたが、気合を入れてさばきました。急に始まった解体ショーに子供たちは動画を撮りながら大喜び。その後の食卓でもわいわいガヤガヤと楽しくいただきました。  野田琺瑯のホワイトシリーズは各種ありますね。冷蔵庫にこれが並んでいると美しいんですよ。酸や塩に強く、臭いうつりしないので、保存用に最適です。カブやダイコンの葉と鰹節を炒めたものや、牛しゃぶ肉を調味料で煮る牛しぐれはご飯のお供に重宝します。この容器で冷蔵庫に入れておけばかなり持ちますが、みんなご飯が大好きなので、だいたいすぐになくなってしまいます。  レミパンはとにかく一日中使っています。特に20aは本当に便利で、我が家ではいくつものレミパンがコンロの上で同時に稼働している感じです。remyシリーズのコンセプトは「cook your happiness.」。実用的でありながら、キッチンに笑顔を届けるようなユニークで親しみの持てるグッズがユーザーさんに愛されているようです。  結婚前は料理に疎く、マイナスからスタートした私ですが、最近ようやく義母と料理について話し合えるステージに辿り着いたかなという気がしています。子供のためにご飯に合うアレンジを加えると、逆に義母から作り方を聞かれたりすることもあって、そういうときは「よっしゃー!」と心の中でガッツポーズです(笑)
わだあすか◎1987年東京生まれ。7年前に料理愛好家・平野レミの次男と結婚。コツコツ修行を重ね、食育インストラクターの資格を取得。料理家として活動中のほか、情報番組のコメンテーターや、コラム執筆、CM出演など、幅広く活躍。今年「第11回ベストマザー賞2018」を受賞。和田明日香初のエッセイ『子どもは相棒 悩まない子育て』(ぴあ)1200円(税抜)が7月上旬発売。


撮影=白井晴幸
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