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味なアイディア
「関あじ」は、ご存知のようにブランド魚の先駆けとして日本中に広まった。と言っても最初は佐賀関で取れたものを「関モノ」と呼んでいただけで、それがあまりにも人気になって、1996年に「関あじ・関さば」を商標出願し、2006年には「地域団体商標」の第1弾として「関あじ」が登録されたという、経緯がある。では、他のアジとどこが違うかと言えば、それは一目瞭然!デカイのである。30センチを優に超える。しかも豊予海峡の急流に鍛えられ、プランクトン満載の海にも恵まれて、尾は太い、味は引き締まって、プリプリとコリコリの間くらいの歯ごたえ。それで、どこの料理屋、寿司屋でも「関あじ」は普通のアジと分けられて、堂々たるスペシャル・ブランド・メニューになったわけである。地元の「関の瀬」で包丁を握る小田村さんは、「アジは魚へんに参と書くけど、関あじは魚へんに味と書くんです!」と、腕組みした。なーるほど、味なアイディアである。(E)