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「牡蠣」といえば、家庭料理でカキフライは定番だ。子供の頃、生牡蠣に小麦粉をまぶせ、生卵を解いたボールに入れてパン粉をつける手伝いをする時から、食卓に上がるカキフライが待ちどおしかった。パリに行って、生牡蠣が大皿いっぱいにもられて出てくるのにも驚いた。もちろん日本でも、料亭や高級レストランでは、生牡蠣は以前から人気メニューだったのだろうが。オイスターバーが日本で本格的に展開するのは、25年ほど前とネットでは紹介している。そんなものかという感じと、もうそんなになるかという感じ両方である。日本は各地で牡蠣が採れるので、形、大きさも違う産地名を表示したメニューを選ぶのも楽しみのひとつだ。海の環境が変われば、大きさだけでなく味も変わる。そこが牡蠣ファンにはたまらないところかもしれない。相生の万葉岬から牡蠣いかだの浮かぶ美しい海を見て、もうこれは絶対にうまいぞ!と確信した。(E)